消費者金融ビジネスの特徴

4つの「S」

利用者の借入動機などからみた消費者金融ビジネスの特徴は、4つの「S」で表現することができます。

即時性(Speed)・・・ 融資申込や与信審査の手続きが簡単で、約30~40分にて審査結果が分かり、即時に融資することができます。
利便性(Simple)・・・ リボルビング契約が主流となっています。与信限度額の範囲内であれば借入や返済は自由であり、繰り返し利用できます。また、店頭や自社ATMだけでなく、提携先の金融機関やコンビニのATM、振込みサービスなども利用可能です。
秘匿性(Secret)・・・ 自動契約機における非対面での審査など、利用者のプライバシーへの配慮が他の金融機関に比べ、優れています。
安全性(Safety)・・・ 契約内容の事前説明や利用書面の適時交付、返済のカウンセリングサービスの提供など、利用者は安心して利用できます。

「小口分散」

 消費者金融業者にとって、消費者金融ビジネスの最も大きな特徴は、「小口分散」であります。
「小口分散」というのは、銀行などの金融機関が企業など特定借入先を中心に、大口貸付を行うビジネスモデルに対し、消費者金融会社は利用者の信用度合いに応じて、より多くの個人利用者に少額融資を行い、「貸倒リスクの分散」や「流動性の確保」、「安定した利益の実現」を図っております。

資産運用の「分散投資」と全く同じ考え方で、消費者金融会社にとって、融資先の「分散化」は不良債権発生リスクの低減につながります。一方、「小口化」を推進することによって、例え特定の融資債権が不良債権になっても、その影響を限定することができます。「小口分散化」のもとでは、貸倒リスクが管理しやすくなるため、利用者の信用力に応じて、あらかじめ借入限度額を設定し、その限度額の範囲内であれば、繰り返し利用できるという「リボルビング契約」が実現可能となります。契約に基づき、利用者は毎月定期的に元本の返済や利息の支払を行うため、消費者金融会社にとって、「資金繰りの管理」や「流動性の確保」などの面においては、他業種に比べ、非常に大きなメリットを享受することができます。「分散化」は貸倒コストの抑制に寄与し、「小口化」はより多くの人が消費者金融サービスを利用しやすくなります。結果として、消費者金融会社の「安定した利益の実現」につながります。


 

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