総合金融化戦略のさらなる拡大

市中金利上昇局面の到来や業界の垣根を越えた競争の激化など業界を取り巻く環境が一層厳しさを増す中、貸金業関連法案の施行も間近なものとなっています。概ね2年後に行われる貸付上限金利の引下げや融資の総量規制の導入によって、各社は従来の消費者金融ビジネスモデルを抜本的に見直さざるを得ない局面を迎えており、今後は経営戦略の優劣が大きく問われていくことになるものと思われます。アイフルグループは足元の厳しい事業環境を新たな成長チャンスと捉え、総合金融化戦略のさらなる拡大によって、ノンバンク業界全体を見据えながらグループ価値向上を実現していく方針です。この実現に向け、グループ全体の抜本的なコスト構造改革による経営効率化を図るとともに、最適となる事業ポートフォリオの構築を引き続き進めてまいります。具体的には、成熟化に向かいつつある消費者金融事業から、今後更なる成長を見込むクレジットカード事業、事業者向け金融事業に経営資源を優先的に投下し、無担保ローン債権の比重を中長期的にグループの債権全体の5割台まで引き下げる方針です。


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