社長メッセージ

株主・投資家の皆様へ

拝啓 時下ますますご清祥のほどお慶び申し上げます。
アイフル代表取締役社長の福田でございます。

この度は、当社のIRウェブサイトにアクセス頂きまして誠に有難うございます。このウェブサイトでは、当社のニュースリリース、決算データブック等の各種財務データ、経営戦略のプレゼンテーション等幅広いディスクロージャー資料を掲載しております。是非、ご覧頂き、当社の現状、経営戦略等をご理解頂く一助となれば幸いです。

1. 事業再生ADRについて

当社ならびに関連会社であるライフ、マルトーおよびシティズは、利息返還請求による資金負担増や、いわゆるリーマンショックによる資金調達難により、2009年9月24日に事業再生A D R 手続を申込み、対象債権者に対して一定期間にわたる借入金債務の元本残高維持、およびその後の借入金債務の弁済スケジュールの変更を主な内容とする金融支援の要請を行いました。その後、対象債権者との協議を経て、同年12月24日開催の債権者会議において、金融支援を含む、事業再生計画についてご承認をいただきました。

この事業再生計画における事業再構築の基本方針は、現状の資金調達力に見合う水準への営業貸付金をはじめとする営業資産の圧縮、規模縮小・収益減に対応したコスト削減、不採算事業からの撤退を含めたグループ再編の3点です。

この基本方針に基づき、既に、貸付抑制による営業資産規模の圧縮、営業店舗ネットワークの統廃合、希望退職による人員削減を実施しておりますが、今後は、貸金業法完全施行後の消費者金融マーケットの動向を注視しながら、グループ再編による事業再構築を進めていく予定です。

2. 2010年3月期の業績について

2010年3月期におけるアイフルグループの連結営業収益は、2,181億円(前期比30%減)となりました。貸金業法の完全施行に向けた与信厳格化、貸付抑制の継続により、営業貸付金残高が4,774億円(同36%)減少したことに加え、販売金利引き下げの影響もあり、貸付金利息収入の減少が続いています。

一般管理費で306億円の経費削減を行ったものの、利息返還請求の高止まりの現状を鑑み、2,573億円の利息返還関連引当金(債権放棄含む)の繰入を実施したほか、利息返還関連以外の貸倒引当金として1,157億円の繰入を行った結果、営業費用は4 , 8 3 3 億円(同5 9 % 増)となり、経常損失は2,641億円(前期は86億円の利益)となりました。

また、事業再構築に伴う特別損失として、早期退職費用や店舗統廃合費用、消費者金融子会社売却損などの費用を含め合計273億円を計上したため、当期純損失は2,951億円となりました。

3. 2011年3月期の計画について

2011年3月期の連結業績につきましては、貸金業法完全施行の影響など、不確定要素はございますが、与信厳格化、貸付抑制の継続により、営業債権残高減少が続く一方、利息返還・貸倒関連では、2010年3月期に大幅に繰入を行った利息返還損失引当金の取り崩しにより、費用負担が軽減されることから、営業収益1,408億円(当期実績比35%減)、営業利益119億円、経常利益123億円、当期純利益28億円と黒字計上となる見込みです。

今後、グループ全社員一丸となって、事業再生計画の着実な履行に全力を尽くしてまいる所存ですので、株主の皆様におかれましては、是非ともご理解を賜りご支援くださいますよう、心よりお願い申しあげます。

敬具

2010年6月
代表取締役社長

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